気をつけること
一般的に、出会い系には遊びや悪質なイメージが付いています。
今まで出会い系を利用したことがないといった初心者は、使う際には特に注意が必要です。
大手ではない怪しいサイトになると個人情報の管理がしっかりしていないことがあり、漏洩の危険性が高まります。例えば、定額料金やポイントの購入の際にクレジットカードを利用する人もいますよね。
暗証番号の入力から情報が漏れてしまう危険性も考えられるのです。
本人確認を行っていない場合、どのような人が利用をしているか分かりませんよね。
未成年や既婚者が紛れ込んでいる可能性が十分に考えられ、知らない間に犯罪を犯してしまったり、トラブルに巻き込まれる危険性があります。
未成年との出会いは、完全にアウトです!
昏睡強盗や盗撮といった被害に遭ってしまう可能性があることを十分知っておきましょう。
女性ばかりが狙われるというわけではなく、男性も同じように被害者になってしまう場合も十分に考えられます。
このように本人確認を行っていないことで、どんな人と出会うかわからないという怖さがあるのです。
報道でされている事件は、この類です。
他にも、結婚詐欺や恐喝に遭ってしまう場合も考えられます。
業者が潜んでいることで、マルチ商法や宗教、ネットビジネスに勧誘されたり、営業を受けてしまうことにもなりかねません。
甘い言葉で近づいてきたり、男性が女性のふりをしてメッセージを送っている場合もあります。
まとめ
会う時にも注意が必要になります。
昼間に会う、人通りが多いところで会う、回数を何回も重ねてから交際するなどの対策をしっかり立ててから利用しなくてはなりません。
それでも犯罪に遭ってしまう危険性やリスクを含んでいることは否めません。
万が一のことを考えて、事前に防衛本能を働かせながら、感情に流されることなく利用するべきでしょう。
リスクを回避する
まずは悪質なユーザーをしっかりと見極めていきましょう。
遊び目的や業者が多いので、真剣な相手を見つけるために本気ではないユーザーの特徴を掴むことが大切になってきます。
男性ユーザーを狙うキャシュバッカー(CB)というのが存在します。
- 必ず返信する
- アダルトな投稿をしている
必ず返信をするという言葉を信じて何度もやり取りをしたとしても、なかなか進展がなく実際に出会うことはありません。
アダルトな投稿で騙されてしまうことがないように注意しましょう。
業者が潜んでいることもありますので、しっかりと見極めていく必要があります。
- 写真が美人過ぎる
- 専門用語を使っている
- すぐに連絡先の交換を迫ってくる
- 会話が噛み合わない
あまりにも美人過ぎる場合には、プロフィールなどを確認することで専門用語が使われ違和感を覚えることもあります。しっかりとチェックしておきましょう。
プロフィールの欄は丁寧に書きましょう。
しっかりと書いておくことで真剣度も相手に伝わりやすくなりますし、最後まで読んでくれる確率が上がります。
適当に書いていたり、空欄が目立つ場合には業者と思われてしまうので注意しましょう。
個人情報は安易に教えないようにしましょう。
仲良くなったと思い込んでしまうと気持ちが緩みそうになりますが、個人情報は気軽に伝えないでください。
特に電話番号や住所、職場などプライバシーが特定できてしまうような情報を伝えてしまうと危険なので注意してくださいね。
登録をする際には、フリーメールのアドレスを使用するようにしましょう。
普段仕事などでも使っているといった重要なメールアドレスにしてしまうと、混同してしまうので使い分けておくことでトラブルがあったときも対処しやすいです。
信用できるまでは会わないように注意しましょう。
まだどういった人か分からないまま会ってしまうと犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるのでとても危険です。
納得いくまでやり取りをして、信頼できると思えるまでは会おうとせずに、じっくり仲を深めていくことがポイントです。
会ったこともない人とインターネットのやり取りだけで会うのは、危険性やリスクを伴います。
そこに書かれている名前、年齢、職業、年収、そして出身地に至るまでいくらでも偽ることができるからです。
マッチングアプリの運営会社も常にセキュリティ体制を強化していますが、やはり異性との出会いの場である以上、常にさまざまな危険性やリスクが想定されます。
中には実在しないアカウントを作成し、金銭や詐欺目的や他のサイトに誘導するなどしてお金をだまし取ろうとする業者が存在したり、既婚なのに独身だと騙す人も存在するからです。
出会い系は顔が見えないからこそ、普通の出会いより慎重にやり取りを積み重ねていく必要があります。
相手のことをおおよそ分かってからではないと絶対に会ってはいけません!
無理やり会おうとしてくるのであれば、関係を切る勇気も必要なのです。
被害を受けないために
出会系での被害はあらかじめ気をつけておくことで対策が簡単にできます。
男性がメールを送るたびに、ポイントを消費していくタイプの出会い系によく発生します。
よく、「データ入力」という名目でバイトの募集をしているようです。
絶対に会えない相手ですが、希望を持たせるような発言をしてくるため、ズルズルとメールをしポイントを消費してしまいます。
運営によるサクラの被害を受けないために、以下のポイントを意識しましょう。
- 運営もグルであるリスクを減らすために、「有名」かつ「大手」の出会い系以外使わない
- 早め(メッセージ7~8往復目 )でLINE等サイト外での連絡を申し出て、断られたらその女性は諦める
- あまりに美人な方だったら疑う
出会い系の中には、他の出会い系や会員制のブログなど他のサイトへ誘導しようとしてくる業者もいます。
甘い言葉で誘惑してきて、「こっちで連絡しよ」などと言ってきて他のサイトへの登録をさせようとしてきます。
こういったサイトに登録してしまうと、架空請求や恐喝などの被害に遭ってしまいます。
さらに最近は騙すためにどんどん巧妙な流れでサイトへの誘導をしてきます。
最近は、携帯会社や郵便局を装ったりする手口も
どんなに自然な流れであっても他のサイトへの登録を求められた場合は無視しましょう。
女性がホテルなどにいる時に、旦那や彼氏を名乗る方が乗り込んできて、暴行や恐喝を受けるという被害です。
すぐに警察に行けばいいのですが「未成年」や「既婚者」を名乗る女性を相手にしていた場合、後ろめたさから通報できず、そのまま泣き寝入りするケースがあります。
また、こういった被害に遭いやすいのは、女性側が指定したホテルに入っている時です。近くに仲間が待機しているケースが多いからです。
美人局による被害を受けないために、以下のポイントを意識しましょう。
- 未成年や人妻とわかった場合は行為を避ける
- LINEで事前に上記の確認を取り、画面を残せればいざという時も安心
- なるべく金品や身分証明書を持たずに待ち合わせ場所に行く
- 相手の指定したホテルは避け、まずは人通りの多いところで食事などをする
- 食事中に相手が頻繁に連絡を取っていないかチェックする
女性と行為に及んで、シャワーの最中に金品を持ち去られるケースなどもあります。
最悪のケースだと身分証明書を悪用されたり、財布に入っていた家庭の連絡先などにバラすと脅される可能性もあります。
美人局と同様、未成年や既婚者を相手にしてたために、警察に通報できず泣き寝入りをしている方もいらっしゃいます。
- 未成年や人妻とわかった場合は行為を避ける
- なるべく金品や身分証明書を持たずに待ち合わせ場所に行く
- 常に財布は近くに置いておく
出会い系で被害に遭ってしまった時に取りたい行動
実際に被害に遭ってしまった方はどうすればいいのでしょうか。
一人で抱え込むのではなく「警察」か「弁護士」に相談することをおすすめします。
何かトラブルに巻き込まれた場合は、まずは警察に相談をしていただきたいです。
都道府県によってはネット上からメールなどで相談をすることも可能です。
実は、警察には「サイバー犯罪相談窓口」と呼ばれる、インターネット上の犯罪を対処する組織があり、各都道府県の相談窓口を検索したり、相談することが可能です。
人によっては「出会い系」を舞台にした被害のため後ろめたさを感じ、警察に相談できずに恐怖に怯えている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、是非弁護士に相談してみてください。
内容によって、重い・軽い、あなたが悪い・悪くないなど分かれてくるかと思いますので、まずは相談してみると気が楽になります。
出会い系は多くの異性と出会える非常に便利なサービスです。
しかし、あなたが真剣に相手を探せば探すほど、気をつけなければ第三者の餌食になってしまうリスクが大きくなります。
被害に遭うリスクを減らして、出会い系を活用していただければと思います。